再生治療│医療法人社団 みすず会 第一歯科医院

再生治療

重症な歯周病の治療法として、近年注目されているのが再生治療です。再生治療は炎症により破壊された歯周組織に、人工膜や人工骨などを使った骨移植をし、元どおりに再生させる治療です。
これにより、抜かなければならなかった歯をできるだけ元の健全な状態に戻すことができるようになりました。当院では、2003年より本格的に顎の骨の再生治療を開始し、多くの患者様へ治療を行っています。また、インプラント(人工歯根)を埋入する際、骨が足りない患者様へも、この方法で骨を再生することが可能です。
歯周病は治らない時代はもう終わり、現在は歯周組織を再生させる時代です。詳しくはお気軽にご相談ください。

治療法

ここでは骨が減ってしまったり、無くなってしまったりした方への治療方法をご紹介いたします。

GTR法

GTR法

歯周外科手術で歯肉を取り除くと、骨の治る速度が歯肉が治る速度より遅いため、本来は硬い組織である骨を再生させたい場所に歯肉などのやわらかい組織が再生されてしまいます。
それを防ぐために特殊な人口膜を一定期間埋め込み、骨が再生される空間を確保し、骨や線維組織などの歯周組織の再生を促します。

GTR法

エムドゲイン法

重度の歯周病によって歯を支える顎の骨を失った場合、再生を促す必要があります。ここでは当院が採用する歯周組織再生治療「エムドゲイン法」をご紹介します。
歯周病によって失ってしまった顎の骨を再生させる方法の一つです。まず歯肉を切開し、歯根にこびりついた歯石を除去します。
その後、骨の再生を促す「エムドゲインゲル」という薬剤を注入し、骨の再生を待ちます。エムドゲインゲルの成分はたんぱく質ですので身体に影響がなく体内に吸収されるため、歯周組織の再生後に除去する必要はありません。

エムドゲイン法

症例

当院で行った再生治療の前後をご紹介いたします。

再生治療の症例写真

上記のように骨が減ってしまった方でも、元に戻すことが可能です。
当院では、経験豊富なドクターが治療を担当しますので、ご不明な点はお気軽にご相談ください。患者様一人ひとりにあった治療法をご提案いたします。